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新型コロナウイルス関係について

新型コロナウイルス関係について、ご報告いたします。秩父市に一時滞在され、PCR検査の結果、陽性が確認された方は、秩父地域外の専門の医療機関に入院しています。3月26日現在、前述の方を除いて、秩父市にはPCR検査陽性の方の報告はありません。

秩父市では、2月3日から新型コロナウイルスに関する会議を重ね、2月28日に『秩父市新型コロナウイルス危機対策本部』を設置し、全庁体制で対策を講じております。

市内小・中学校は、3月3日から3月26日の春休み前日まで臨時休校としました。そのうえで、卒業式については、断腸の思いで、中学校は卒業生と教職員のみ、小学校は卒業生、教職員及び各家庭1名の保護者参加といたしました。

また休校に伴う小学生の受入れのため、「学童保育室」及び「ふれあい教室」を拡大すると共に、民間の「学童保育室」にも受け入れのご協力をいただくこととしました。

市内の中小事業者においては、観光・飲食業関係を中心に、急激に経営環境が悪化しています。資金繰りの苦しい中小事業者に対し、対策が急務であることから、埼玉県内で唯一の市独自の融資制度である「秩父市中小企業振興資金(ハイパワー資金)」に5億円の特別融資枠を設定し、3月11日から受付を開始しました。同融資枠については、わずか3日で上限に到達したため、さらに融資枠を3億円拡大し、3月23日から金融機関での斡旋を開始いたしました。

市民の皆様の安全、安心のため、全庁一丸となって、引き続き迅速に対応してまいりますので、ご理解とご協力の程お願いいたします。