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秩父地域森林林業活性化協議会「集約化推進室」が開所しました!

秩父市の森林率は 87%と、まさに「森の都」です。そんな秩父市の林業に追い風が吹いてきました。

4月1日付けで、森林経営管理制度ならびに森林環境譲与税制度が施行され、今後毎年、森林整備の財源として、全国の市町村に森林環境譲与税が譲与されます。

森林整備は秩父市だけの問題ではなく秩父地域4町も同様であり、連携して取り組むべきとの考えから、秩父地域森林林業活性化協議会を活用することとしました。

 

具体的には、同日付で、森林の集約化のプロである集約化推進員を2名雇用し、歴史文化伝承館1階に同協議会の「集約化推進室」を開所しました。

集約化推進員は市町林業担当職員と連携して、森林経営管理制度に基づき、手入れの遅れた私有林人工林の集約化を進めていきます。

その後、集約化された森林のうち林業経営に適した森林は市町の仲介で林業事業体に経営委託される一方、林業経営に適さない森林は市町が間伐等の森林整備を直接発注する仕組みとなっています。

 

市報4月号でもご紹介したとおり、今年度の三大事業の一つに、「森林環境譲与税で林業再興」を掲げています。このチャンスを逃さず、スピード感を持って、秩父地域の森林整備、林業振興に努めてまいりますので、皆さんのご理解ご協力をお願いします。

集約化推進員が頑張っていますので、歴史文化伝承館にお越しの際は、ぜひ集約化推進室にお立ち寄りいただき、激励いただければ幸いです。