秩父新電力会社が、小売電気事業者に登録されました。 再生可能エネルギーの地産地消と地域経済の活性化を目的に、4月4日付で秩父新電力株式会社を設立したことは、皆さんもご存じのことと思います。 現在まで、来年4月の電力供給開始に向け、さまざまな手続きを行っておりますが、このたび、小売電気事業者登録が完了しましたので、晴れて電気事業者の仲間入りができました。 これからは、地域新電力事業を展開していく訳ですが、この電力事業は、地域創生のための一つの手段であると考えております。 その理由ですが、「地域の再生可能エネルギーを仕入れて地域に卸す」ことは、地球温暖化対策に正面から取り組むことであり、地域を環境面から支えることだと考えます。 さらに電気料金の地域内循環により得た収益で、地域の課題解決につながる新しいサービスを展開することで雇用促進を図ることができ、地域を経済面からも支えられると考えます。 このように、「地域が自ら考え、自ら行動すること」が本当の「地方創生」であり、「地域の未来を支えること」だと考えます。 秩父新電力は、営利だけを追求する会社ではなく、地域課題に取り組む会社です。だからこそ、自治体との強固な連携が必要であり、私は設立を決意しました。 これからは、今までにない新しい「第三セクター」として、しっかり地域を支えてまいりますので、皆さんのご理解ご協力をお願いします。 ←１１月のコラムはこちら 2019年新年のご挨拶はこちら→
