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  • 2020年11月の市長コラム

1市4町で雇用促進!

このたび、厚生労働省が委託する「地域雇用活性化推進事業」と「生涯現役促進地域連携事業」に秩父地域の1市4町が一体となり取り組むこととなりました。

「地域雇用活性化推進事業」は、雇用機会が不足している地域や過疎化が進んでいる地域などで、地域の特性を生かして魅力ある雇用やそれを担う人材の維持・確保を図るための取り組みを支援する事業です。

「製造業分野」と「観光分野」そして、「伝統産業・林業分野」を重点分野に設定し、関係機関との連携のもと、各種講演会や伴走型支援を通じ魅力ある雇用の確保と地域産品のブランド化を図ります。

また、求職者への支援としてセミナーの開催や合同就職面接会などを通じてマッチングを図り、地域雇用の安定化を目指します。併せて、労働力人口減少に対応するため、外国人を含めたUIJターン希望者や大学生の地域への誘導、子育て中、または子育てが一段落した女性の潜在労働力の活用を図ります。

「生涯現役促進地域連携事業」では、少子高齢化が進展し、労働力不足が課題になっている中で働く意欲のある高年齢者が能力や経験を生かし、年齢に関わりなく働くことができる生涯現役社会を目指します。

特に平成26年に団塊世代が65歳に到達し、多くの人が企業を退職しています。

これらの方々の活躍の場を早期に整備することが必要です。製造業、介護・福祉関連業、観光業の重点業種において生じている雇用のミスマッチを解消し、秩父地域全体の高年齢者雇用動向へ良い道筋を作ります。

また、働き手となる高年齢者が抱える「肉体的・体力的・時間的」制約や業種に対するイメージ、また雇う側が持つ「従来の採用したい人材像」というこだわりなど働き手と雇う側との溝を、本事業によって埋めるための支援を行いますのでご期待ください。