北堀後援会の勉強不足
❶北堀後援会 このような財政で市立病院(100億の建設費)の建て替えは大丈夫でしょうか?
久喜後援会 実質公債費比率(市が実質的に負担した市債償還金の度合い)は6位/40市。経常収支比率(財政の弾力性)は3位/40市。将来負担比率(資産と負債を総合した将来的な負担の度合い)は25位/40市。財政力は人口が少ない自治体ではどこも低い。しかし秩父市はそのうような中でもなんとかやりくりしており、県内では健全財政。ふるさと納税額は県内第1位。今後、企業誘致や映画館などで税収や経済性を上げて財政力指数を上げていく。 残念ながらリフォームでは、救急診療やコロナなど感染症には不十分と判断されいます。しかし、建設にはご指摘の如く、多額の費用を要するので、まずは建設に向けて、今後議論をして行く。
❷北堀後援会 秩父市だけではなく、秩父郡市の医療機関と連携した医療体制の整備。
久喜後援会 8年前から「ちちぶ医療協議会」で既に実績を上げいている。とりわけ産科などは一施設で3施設分のお産を行っている。 県議会議員時代から秩父郡市医師会と対立してきた方で、緊密な連携は無理。
❸北堀後援会 午前中しか診療が受けられません。受診には紹介状が必要です。土曜日・日曜日はお休みです。これで十分な医療提供ができるのでしょうか?
久喜後援会 市立病院は午後は専門外来を行っています。地域の中核病院のため一般の医療機関と異なっており、紹介状をお願いしています。専門診療が終了して、紹介元の診療機関にまた紹介されます。さらに平均で週に5日の救急診療のため、土日は休診しています。もし、土日診療を行うと救急診療は行えず、秩父地域の急患対応は崩壊します。
❹北堀後援会 市立病院の黒字化。と言いながら毎年赤字で3億円近くの市からの援助を受けています。
久喜後援会 市立病院の黒字化は12年間で1度のみで、全て赤字です。私は黒字化と申し挙げたことはありません。ちなみに、H28年度▲2億23百万円(一般会計からの繰入後▲35百万円)、H29年度▲2億54百万円(同▲7千万円)、H30年度▲2億98百万円(同▲1億21百万円)、R1年度▲3億9百万円(同▲67百万円)。このように一般会計から繰入しても赤字です。公立病院だから不採算部門を運営して行かなければならないので、赤字になります。