土砂災害を防ぐ
昨日、砂防会館にて、全国治水砂防促進大会に出席しました。近年10年の土砂災害はそれ以前の発生件数と比較し約1.5倍に増加しています。これは気候変動によるものと推測されます。砂防施設により土砂災害を未然防止し、自助共助公助で人的被害を回避すること。水道や通信など基礎インフラの集中的に保全し、避難体制の強化、既存使節の高機能化多機能化の加速が求められます。
大会では、気候変動による激甚化・頻発化が想定される土砂災害から「いのち」と「くらし」を守り、安心して生活できる強靭な国土を実現するために以下の項目を提言しました。
1土砂災害防止施設の強力なな整備推進
2大規模な土砂災害が発生した地域差等における土砂災害対策の推進
3社会・経済活動を支える地域の基礎的なインフラの保全
4土砂災害対策の効率的・効果的な推進
5警戒避難体制の強化
6体制および組織・人材育成の強化
秩父市でも昨年の台風19号では大きな被害を及ぼしました。川上の山間部の災害対策を行うことは、県南や東京など大都会の被害を防ぐことに繋がりますので、私からもしっかりお願いをしてきました。