仕事の哲学 酒巻久著
仕事の哲学〜働く人が自ら考え、行動する社会とは〜 PHP キヤノン電子社長 酒巻久著
昨日、キヤノン電子の酒巻社長様にお会いして、この本を頂戴しました。早速拝読しました。
働き方改革は「働くな改革」であって、日本の繁栄を築いたのはじつは戦前の人達である。働いて今の繁栄がある。日本人は働き過ぎ」ではない。日本の繁栄の原動力になったのは挑戦する精神。挑戦し続けたからこそ、人は成長し、組織は発展し、日本は発展した。働く時間で、仕事を捉えない方が良い。関連して、テレワークは、その業務に100パーセントの知識がないと、生産性が落ちる。
キヤノン電子は、会議で「〜だろう」「〜と想います」の発言は禁止している。主体性の無い発言となり、特に、海外では内容を信用させれない。
「知恵」と「知識」は違う。「知識」は学校で習う、本を読むことで身につく。「知恵」とはそこから発展し行動すること。「知識」だけで行動してはいけない。「知識」は経験を積んで「知恵」に変え、さらに学習することで仕事に使える「知恵」となる。