市長メッセージ第2段
市民の皆さんへ市長からのメッセージ
4月7日に、新型コロナウイルス感染症に関する緊急事態宣言が出され、埼玉県は緊急事態措置を実施すべき区域となりました。その後、5月4日には、6日までだった緊急事態措置を実施すべき期間が、5月31日まで延長されることとなりました。
しかし、感染状況や医療体制が改善されたとして、5月25日に開催された政府の「新型コロナウイルス感染症対策本部」で、埼玉県は緊急事態宣言の対象区域から解除されました。
市民の皆さんには、長期間にわたっての外出の自粛、テレワークや休業などの要請が大野埼玉県知事よりなされたことで、今までの日常の暮らしだけではなく、社会経済活動において、さまざまなご不便やご迷惑をおかけすることになりました。しかし、市民の皆さんのご理解、ご協力と積極的な取り組みなどにより、市内での感染者の発生を最小限に抑えることができました。改めて感謝申し上げます。ありがとうございます。
しかし、新型コロナウイルスとの闘いは、まだまだこれからも続きます。医師である市長の私が、今まで培ってきた医師としての経験や持てる力の全てを振り絞り、今後も全力で取り組む覚悟です。緊急事態宣言が解除されましたが、ここで気を緩めると今までの努力が水の泡となります。
改めて市民の皆さんに、脱新型コロナウイルスの行動をお願いさせていただきます。
もうしばらくの間は、不要不急の帰省や旅行など、都道府県をまたいで移動することは控えていただくようお願いいたします。また、3つの密(密閉・密集・密接)を避け、生活必需品の買い物も混雑時は避けて、なるべくお1人でお出かけください。また、家庭内での感染を防ぐ対策として、ご自宅で過ごされる場合でも、手洗いを入念に行い、咳エチケットやこまめな換気をお願いします。
これまでの、市民の皆さんのご努力を無駄にしないためにも『新しい生活様式』を心がけていただき、ご自身やご家族など大切な人を守る行動に努めていただきますよう、ご協力をお願いいたします。
なお、秩父市では県内でも早い段階で、ハイパワー資金など経済対策を行いましたが、今後さらに、新たな施策を検討し、生活支援の強化と併せて展開してまいります。