施政方針
施政方針
令和2年度の予算は、一般会計288億円(2.9%増)、特別会計147億円(2.6%増)、企業会計52億円(0.6%増)の合計488億円(2.5%増)となりました。その理由として、国の子育て支援制度の事業、幼児教育無償化、水道出資金の増額、会計年度任用職員制度などがその理由です。
この予算の基本は、人口減少、雇用の確保、救急医療の課題、公共施設統廃合などを踏まえ、それぞれの市の事業を見直し、集約化して、硬直化している財政をさらに健全化します。
3大事業「①医療体制の整備と健康増進②セメント跡地の整備と道路(視目坂下歩道と中町の歩道の整備)整備、長尾根高規格道路建設に向けて、大滝トンネルへの協力③ゼロカーボンシティ、ドローンなど先端技術の活用、林業再興」をめざします。
その他、注目事業として、「①オリパラで地域を元気にする②市町で行っている『し尿処理』の広域化③認定こども園への移行と英語教育の推進、小中児童生徒へタブレット配布(GIGAスクール構想)③荒川のそば、吉田の観光農業、大滝BMXコースの国際化」など。
このように提示した内容はその一部ですので、詳細は議会のインターネット中継をご覧頂ければと思います。この来年度へ向けての施政方針は、担当部署と何度も打合せしてきた内容をまとめ、昨年8月から12月末までかけ、自ら作り上げた内容です。ですから、以前に増して幅広い範囲を網羅している思います。
「創意工夫で解決し、一歩一歩、前へ前へ、確実に!」を念頭に、子どもたちの希望に満ちた声がこだまし、住んでる人も訪れる人も笑いあえ、高齢者の方々も健康で楽しく暮らせる「日本一、しあわせな秩父市」を創り上げていくため、4月から始まる新しい年度も頑張っていく所存です。