劇団いきあい公演
劇団いきあい公演
秩父地域では、住民の皆さんが安心して人生の最後まで生活し続けられる安心安全のまちづくりを進めています。
このような取り組みのある事を皆さんに知ってもらうように、また住民の皆さん自身として、できることを行う「自助」「互助」の意識を持っていただきたくように「劇団いきあい」が結成されました。
これまでに5 作の寸劇を上演してきましたが、今回は「緩和ケア」をテーマにしました。主人公の最期の送り方を通して、皆さんに人生の最期を自分らしく終うということを考えていただくこと、そしてがんの末期の痛みの緩和に代表される「緩和ケア」の実際を皆さんにご理解いただける、内容になっていました。
今回、以前の作品より、かなりレベルが上がり、とても素人の演劇とは思えない作品となっていました。ご自分、そして身近な方が、尊厳を保ちながら、人生をまっとうするために、今からできることを考えるきっかけにしていただければと思いました。そして、医療と福祉が一番分かる市長として、今後も、住民の皆さんと、彼らのような専門職の皆さんそして行政とで手を携えて、さらに住み良い秩父を作って行きたいと改めて肝に銘じました。