自民党本部への要望
全国で2市のみが、代表して林業予算確保の要望を行いました。
今回の台風19号の災害では、埼玉県内の河川も広域にわたって氾濫し、県民の生活にも重大な影響が発生しました。
荒川の上流域に位置する秩父地域は、埼玉県の森林面積の約6割を抱えておりますが、大規模な山地の崩壊、林業の基幹となる林道の寸断など、森林・林業にも極めて深刻な被害が見られ、既に伐採木の搬出にも支障を来たすなど、木材流通への影響も懸念される状況です。
国土保全の面からも、森林の健全な育成が求められるところでございますが、秩父市では、4月からスタートした森林経営管理制度を活用して、積極的な民有林の整備の取組みを全国に先駆けて開始しました。
今後、この取組みを加速しながら、防災の観点からも、間伐等の森林の適正な管理を推し進め、被災しづらい健全な森づくりの実現に向けて努力して参りたいと考えております。
国土強靭化と林業成長産業化に向けての治山対策や森林整備は、国土の3分の2を森林が占める我国にとって、非常に重要な事業かと存じます。
先生方には事業推進、予算確保の面からのご支援を宜しくお願いいたします。