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災害復旧促進全国大会

災害復旧促進全国大会が砂防会館別館シェーンバッハ・サボ−で開催、出席しました。

Disaster restoration

まず、国土交通省災害対策概要説明がありました。①山形県沖の地震。②8月の九州北部の大雨。③千葉を中心に観測史上1位の風をもたらした台風15号で電力への被害と道路などのインフラへの被害、このときは12万以上のブルーシートを運搬し屋根にかけるため職人派遣。④19号の大雨では140カ所で堤防決壊し、現在は125カ所で堤防を仮復旧、798件の土砂災害が発生。また、道路、鉄道の被害の報告がありました。国土交通省のTEC-FROCE(緊急災害対策派遣隊)が派遣され、東日本地震以来、最も多い活動をしました。

次に、地方代表意見要望として、北海道の宮坂尚市朗厚真町長から「平成30年度北海道胆振東部地震」の報告がありました。

最後に、脇雅史(公社)全国防災協会会長から以下の決議文を要望しました。

1公共土木施設の早期復旧を図る。災害関連事業の迅速な採択・事業促進

2災害査定の効率化、簡素化で災害復旧事業の迅速化

3TEC-FROÇEの体制・機能の拡充・強化を図る

4地方整備局等の組織、定員、拡充。地方公共団体職員の人材育成への支援

5国土保全施設の整備を計画的に進める。水害対策のタイムラインの作成、防災教育の推進などソフト面の充実を積極的に進める。

6南海トラフ巨大地震、首都直下型地震を念頭に、全国の必要な地域に十分な予算配分をする。

7「防災・減災、国土強靭化のための3カ年緊急対策」を着実に実施する。

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