今日も厚労省の会議で上京
第67回社会保障審議会医療部会(全国都市会館)に上京して出席しました。厚労省が主催し、医師の偏在対策、医師の働き方改革、応召義務について等議論がありました。
新臨床研修医制度が従来の制度の変更とともに、新専門医制度が同時に進み、さらに医師の働く時間制限が設けられ、これから日本の医療は大きく変わろうととしています。
現状の臨床研修医制度は、地域医療の崩壊を招き、専門以外は診ないという困った風潮が見え隠れする一方、医師の働き方改革で国は「パンドラの箱」開けた感も致します。
今は、5・6年生の臨床実習と重複する初期研修、さらに後期研修まで広げた現状では、現場の医師数が減るのは当たり前です。しかし、今日の厚労省の描いている計画全体では、少しずつですが、前に進んでいる様にも思えますが、私は、医学部教育そのものを見直して、地方医療の厳しい状況を基本として、厚労省は医師養成の改革して頂きたいと要請しました。