栃本市有林が美林
秩父市栃本市有林が文化庁長官より美林であることを認められました。
国宝や重要文化財などの文化財建造物を修理し、後世に伝えていくためには、木材や檜皮、茅、漆などの資材の確保と、これに関する技能者を育成することが必要です。このため、文化庁では、文化財建造物の修理に必要な資材のモデル供給林及び研修林となる「ふるさと文化財の森」を設定しています。
檜皮は、古代から社寺を中心とする建築に用いられてきた代表的な屋根葺材料の一つです。檜の立木から採取し長方形に整形した皮を何枚も積み重ねて葺くことによって、優美な曲線の屋根を形づくります。径の大きな材や目の詰まった良質な栃本市有林が、ヒノキ、スギをそれぞれの性質にあった箇所に組み合わせて国の文化財に使用して行くことになりました。
Municipal Forest, Tochimoto-shiyurin, in Ootaki west of Chichibu city has been registered the one of the greatest forests in Japan by the Japan Commissioner of the Agency for Cultural Affairs. These skins of trees would be used for the culture propertie’s roofs.