地元の声 施策に反映
秩父地域おもてなし観光公社は14日、秩父市熊木町の秩父宮記念市民会館大ホールで、日本観光振興協会のモデル事業として全国に先駆け、カナダの観光分析専門家による秩父地域関係者に向けた観光地域意識調査を開始した。結果は今後策定する事業計画の方針策定や地域へのフィードバックなどで活用していく。
同調査は観光関連事業者だけでなく、他産業の事業者や各市町行政機関を含めた幅広い関係者に「秩父の観光発展についての意識」と「地域内での協力関係」を聞く内容。
調査結果を共有しながら、今後の観光地域づくり戦略に活用するとともに、地域の満足度向上につながる施策に役立てることを目的としている。
アンケートはカナダの観光地域分析専門会社による地域診断ルを導入。
観光地域としての強みを表す10項目や支援の強さと連携を表す10項目について、関係者の
意識が可視化され、各々の相違や方向性のずれ、同意事項などが明確になる。
世界的な観光の潮流を意識した地域を目指すための課題も明らかとなる。(以下省略)
(引用:埼玉新聞より)