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「にじいろテラス」オープン

寺尾地区に多機能型の福祉施設「にじいろテラス」が8月1日より開所しました。

この施設は、秩父地域全体の発達につまずきなどのあるお子さんや障がいをお持ちの方、高齢者の方が、生活支援や身体介護を受けられる通所の施設です。

建物は、鉄骨造りの2階建てで、1階部分が高齢者向けのデイサービスセンター(定員25人)と障がい者の生活介護を行う「ふぁいん・ユー(定員25人)」、2階部分は、児童発達支援事業の「星の子教室(定員10人)」と特別支援学校の生徒さんなどが対象の放課後等デイサービス(定員20人)となっており、施設内は、利用しやすいさまざまな工夫がされています。

1階には、高齢者の方がゆったり休める畳スペース、重度障がいのある方に安心して入浴してもらえる特殊浴槽室があります。

また、2階には、多目的に利用できるホールがあり、利用者同士や地域の皆さんとの交流場所としても活用できます。

このほか、2階には大きなテラスがあり、子どもたちが安心して活動できる施設となっています

 

「にじいろテラス」は、それぞれの個性が七色の虹のように輝くようにとの願いが込められています。

「テラス」は、建物2階にある広々としたテラスや寺尾の丘陵地を表現し、暖かい家のような場所になり、周りを「照らす」という意味が込められています。

また、地元地区が寺尾であるため「テラス」と「てらお」をかけた名称となりました。

 

市の事業であった児童発達支援施設「星の子教室」と重度心身障害者通所施設「ふぁいん・ユー」の事業主体が秩父市社会福祉事業団へ変わりましたが、お子さんから高齢者の方まで安心して利用できるよう、継続的な福祉サービスを提供いたします。