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Columnコラム
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この度、埼玉県、山梨県、長野県、東京都にまたがる「甲武信」エリアがユネスコエコパークに登録されました。
ユネスコの取り組みでは「世界自然遺産」が有名ですが、こちらが「世界の中でも特色のある自然を手付かずに守ること」を原則としているのに対し、エコパークは「生態系の保全」と「持続可能な利活用」の調和を目的としており、保護・保全だけではなく、自然と人間社会の共生に重点が置かれているのが特徴です。
今回、登録が認められたのも、秩父地域を含めた甲武信エリアの住民の皆様が、豊かな自然に囲まれながら、先祖より脈々と受け継がれた「自然とともに生きる」という生活スタイルを守ってきたことが大いに評価されたものと、非常に嬉しく思っております。
甲武信エリアを形成するのは秩父市と小鹿野町、そして山梨県の甲府市、山梨市、大月市、北杜市、甲斐市、甲州市、小菅村、丹波山村、長野県の川上村、東京都の奥多摩町の四都県十二市町村です。
これまでも山梨市と川上村とは甲武信源流サミットなどで交流は深く、こういった自治体間の連携や活動も今回の登録に繋がったものと考えています。
今後も、地域住民の皆様や関係自治体と連携を図りつつ、地域における環境の保全と地域資源の持続可能な活用を図るための活動を推進してまいります。